感染予防、消毒、滅菌についてパート5 投稿日:2020年7月1日 カテゴリ:院長ブログ 院長の井口二郎です。写真の右側はスリーウェイシリンジ。写真の左側はその先の交換部分です。コロナウイルスが落ち着いてきているとは言われていますが、まだまだ油断は出来ないのでは?というのが私の見解です。このスリーウェイシリンジは歯科診療ではどんな処置の場合でも、ほぼ100%使用します。治療イス、いわゆるデンタルチェアには必ず装備されているものです。Aボタンを押せば空気(エアー)Wボタンを押せば水(ウォーター)同時に押せば何が出るでしょうか?答えはジェット水流です。エアーを当てて歯を乾燥させたり水をかけて洗浄したり、ジェット水流で強力に洗ったりします。これが何故、感染予防につながるかと申しますとこの先の部分には使用する度に、患者さんの唾液や血液が付着する可能性が高い。という理由で患者さん、お一人お一人に滅菌したものと交換しております。私の周りの感染予防意識の高い歯科医院さんではほぼほぼ100%そうしていると思います。が、一部の歯科医院さんで使用している古いチェアの機種だと交換することすら不可能だと思います。滅菌コストもかかりますし、まだまだやっていない歯科医院さんも多いのでは?と心配になります。二郎歯科ではスリーウェイシリンジの先を患者さん毎に滅菌したものと交換することを当たり前にしています。 ■ 他の記事を読む■ « 7月からのお願いです。 経営セミナー最終日。 »