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骨粗しょう症

投稿日:2020年10月19日

カテゴリ:未分類

こんにちは。
歯科医師の長嶋です。

今日は、骨髄炎という、骨におきる病気のお話をしたいと思います。

骨折したことがあったり、膝が痛かったり、整形外科に通われている方はたくさんいらっしゃると思います。
中でも歯科に関係してくるのが、骨粗しょう症のお薬です。骨粗しょう症のお薬は内服するものと注射がありますが、どちらもとても大事なお薬です。しかし、副作用もあり、アゴの骨特有に炎症を起こすことがあります。この副作用は、抜歯など出血の伴う処置をすると、発症リスクが上がります。
骨髄炎になってしまうと、なかなか治療が難しかったり、手術が必要になることがあります。
なので、骨髄炎を引き起こさないことが、とても大事です。

炎症のおきた骨が露出してきています。
黄色のマーク部分の骨に炎症を認めます
正常なパノラマ
(骨の部分に上のようなモヤモヤは認めません)

ただし、先程も言いましたように、体にはとても大事なお薬です。歯が治っても、体の骨折してしまっては、困ります。なので、ご自身での判断で中断してはいけません。

内服期間や、他の病気との関係で、リスクは異なり、必要以上に怖がる必要はありませんが、慎重に行う必要があります。
なので、私たちは、治療を行う前には問診をしっかり行い、必要に応じて、かかりつけのお医者さんにお手紙を書かせていただき、しっかり情報交換をして、安全に処置にあたり、皆さんが安心して治療を受けていただけるようにしています。

このように、歯科治療にも、体の病気やお薬が影響することがありますので、何かわからないことがあれば、気軽に聞いてください。

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