親知らず抜歯

抜歯処置の痛み

親知らずの抜歯は、麻酔を使用するため、処置中の痛みはほとんどありません。
麻酔は、後から追加することも可能です。
もし痛みを感じたら、ご遠慮なく歯科医師にお伝えください。

抜歯後の痛み・腫れ

抜歯後は、腫れや痛みが出ることがあります。腫れ具合は個人差がありますが、通常2日目頃がピークで、その後徐々に治まります。
痛みも1～3日程度続く場合がありますが、痛み止めを処方いたしますのでご安心ください。

抜歯後の痛みは、抜歯に時間がかかるほど強くなる

抜歯に時間がかかるのは、いわゆる難症例と言われるケースです。
歯の根が複雑な形をしていたり、いびつな状態で歯ぐきの中に埋まっている場合、抜歯に時間がかかり、かつ歯周組織に対して高侵襲となります。
こういった場合、抜歯後の痛みが強く出ることがあります。
当院では、上記のような難症例においても、事前にシミュレーションを行うことで、可能な限り痛みを軽減できるよう努めています。

ドライソケットによる痛み

親知らずの抜歯後、傷跡がうまく治癒せず、穴の奥の骨が露出してしまうことがあります。これを、「ドライソケット」と言い、強い痛みを感じます。
本来、抜歯後の傷跡にはカサブタが形成されますが、頻繁なうがいなどで血液が流されカサブタが形成されない・剥がれてしまうと、ドライソケットになるのです。
当院では、ドライソケットを予防するため、抜歯後に人工コラーゲンを用いた処置を行っています。