「治療の中断」はトラブルのもと|東大阪市の歯医者・歯科|鴻池新田駅5分

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「治療の中断」はトラブルのもと

投稿日:2023年5月9日

カテゴリ:未分類

こんにちは。院長の井口です。
暖かな日も増え、
キャンプやピクニックなどの
レジャーを楽しむ方も多いかと思います。

しかし、アウトドアは
天候に左右されてしまうため、
予定していた計画が中止になってしまった…
というケースも起こり得ます。

こうした「予期せぬ中断」が起こると、
楽しい気分も台無しになってしまいますよね。

実は、歯科においても『中断』が
皆さんの「不幸」につながってしまう
場合があります。

それは、歯科治療の中断です。

◆リスク1.治療が長引く

むし歯の治療を進めていくと、
「仮詰め」や「仮歯」といった処置を行う場合があります。

これらは、文字通り
ちゃんとした「つめもの」「かぶせもの」を作っている間、
患部を塞いでおくための仮のもの。

すぐに外す前提のため、
外れやすく、材質も脆いので
すき間が生じやすくなっています。

「もう痛くないから」と、
自己判断でうっかり通院を止めてしまうと、
むし歯が再発する場合や、
治療開始時より悪化してしまう、
ということもしばしばあります。

また、「型取りを終えたあと」の中断にも注意が必要です。

あまり長く放置すると、再び型取りをして
つめものやかぶせものを

新しく作り直さなくてはならない場合もあるため、
無駄に治療期間が延びてしまうことになります。

◆リスク2.歯の寿命が短くなる

治療の中断には、
「歯の寿命が短くなる」というリスクもあります。

たとえば、仮歯や仮詰めをしたところは
細菌が溜まりやすく、中断して放置すると
新たなむし歯ができてしまいます。

特に、むし歯が神経にまで達してしまうと、
神経を取らなくてはならず、
歯の寿命が著しく短くなります。

また、神経をとり除いた後などに行う
「歯の根の治療」の中断も注意が必要です。

むし歯になりやすいだけでなく、
根っこが弱くなっているため、
割れたりヒビが入ったりしやすくなります。

そうなってしまうと
「抜歯」せざるを得なくなることが多いため、
「歯の根の治療」は必ず最後まで受けましょう。

そして、「歯周病治療の中断」も
歯の寿命に大きな影響を及ぼします。

歯周病は、進行すると
歯を支えている骨が溶けてしまう恐ろしい病気です。

その原因が「歯周病菌」であり、
すみ家となっているのが『歯石』です。

そのため歯周病の進行を食い止めるために、
「歯石の除去」を行っていきます。

しかし、治療を中断してしまうと、
何百億という細菌が、
歯石に隠れて増殖しながら歯を支える骨を溶かし続け、
やがては歯が抜け落ちてしまうのです。

◆リスク3.治療費が高くなる

リスク1、リスク2からもわかるように
治療を中断すると、治療のやり直しや、
さらなる悪化の原因となります。

それによって当然、
時間も治療費も余計にかかってしまいます。

中断せずに
最後までしっかり通院することで得られるのは、
歯の健康だけではありません。

貴重な時間を無駄にせず、
経済的な負担を抑えることにもつながるのです。

むし歯や歯周病といったお口の病気は、
放っておいても自然に治る病気ではありません。

誤った状態で放置すると、
確実に悪化します。

私たちが
「治療は終わりました」とお伝えするまで、
欠かさず通院を続けてください。

 

もし、急用などで
やむを得ず来院できないときには、
必ずご相談ください。

皆さまの大切な歯を残すため、
私たちが全力でサポートさせていただきます!

 

 

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